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試験的なイラストぶろぐ
試験的な何か。のイラスト、漫画専用ブログです。 知り合いからお前のHPは絵の感想が書きづらい。 と言われ、ブログ形式に移行。

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対魔征伐係.231「最終決戦④」


「・・・くっそぅ・・・」
頭から地上へ落ちそうになるところを何とか結界を展開させ、姿勢を建て直し着地する真司。
ぼやきながら両腕をぐるぐると回してみる。
今まで散々弾き飛ばされ、全身を何度も強打されているため、何処か外れていてもおかしくはない状態だった。
とりあえずは五体満足に動くことだけは確認出来たので良しとしておいた。
「真司!上よ!」
「・・・!」
郁の声で頭上から迫る地上神の腕に気がつく。
瞬時に反応し、自分と腕の間に結界を展開させる。
巨大な腕と結界が衝突し・・・結界は消え失せ、巨大な腕は若干速度を遅くしながらも真司の元へ向かってきていた。
「・・・やっぱり駄目か・・・ッ」
刀を両腕でしっかりと握り、刀身を限界まで大きくする。
その刀を使い、防御体勢を取る。
だが、直撃こそしないものの、その強大な衝撃を殺すことは出来ずに足場の結界から飛ばされ、かなりの勢いで地面へと受身も取れずに叩き付けられてしまう。
今でこそ何とかなる衝撃だが、ドーピングをしていなかったら間違いなく重傷を負いそうな衝撃だった。
「はぁッ・・・くっそ・・・!」
ふらつく足取りで何とか立ち上がる。
既に全身から悲鳴が嫌と言うほど聞こえている。
地上神から攻撃を受けているのもあるが・・・時間が経つほどに天上神の力が身体に負担となってしまっていた。
しかし、今ここで天上神の力を失えば何の抵抗も出来ずに殺されるだけである。
唯一の救いは地上神が今のこの世界の状況にご機嫌になっており、真司たちを嬲り殺そうとしていてくれる点だけだった。
全力で殺しに来れば間違いなく全滅は免れない。
一刻も早く対抗策を講じる必要があった。


「真司、ちょっといい?」
「・・・何か良い案でも思いついたのか・・・?」
郁が真司の元へ降りてきた。
「良い案なんかはないんだけど・・・とりあえず・・・アンタが責任とって来なさい」
「・・・は?」
郁からの突然の謎の言葉に思わず変な声が漏れる。
「今のままじゃ敗戦は濃厚だし、良い案も思いつかないし・・・とりあえずアンタが思ってること上へ行ってぶっちゃけて来なさいってことよ」
「・・・成る程な・・・」
郁の言うとおり、今のままでは勝ち目は薄い。
時間が経てば経つだけ具合も悪くなる。
ならば考えるよりもまず行動しろと言うことだった。
「・・・しかしだ・・・上へ行くって言ってもあいつがそう簡単に行かせるか・・・?」
少し前の地上神の攻勢を思い出すとそう易々とは上まで辿りつけそうもない。
「・・・私と遥香が足場を組むから、真司は自分の防御にだけ集中して一気に駆け上がっていきなさいな」
「足場って・・・紅蓮の眼か」
郁と遥香ならば真司の飛び上がった先、進行先も先読みをしてそこに足場を生成することも可能だった。
真司も防御にだけ集中できれば上まで行けるという自信はあった。
「そういうこと・・・それじゃ・・・いいわね?任せたわよ」
「・・・了解」
静かに頷く真司。
同時に真司は最初の足場だけは自分で組み、一気に上、ヘリを目指す。
「恵理佳!お願い」
「はい」
郁の声に反応し、瞬時に恵理佳がヘリを大きく囲う結界を展開させる。
既に地上神の分身とも言える女は居なかったので、これで結界を越してヘリの前までは近づけない筈である。
だが、そんな大々的に行動を起こした真司たちの様子を地上神はすぐさま勘繰る。
「・・・無駄なことを・・・!」
そうは言っても可能性は潰す方が良い。
地上神は吐き捨てるように呟きながら素早く上へ上へと駆け上がっていく真司目掛けて攻撃を集中させる。
「・・・!!」
両腕が真司に迫る。
「ぼけッとしてないで・・・」
「兄さん・・・早く上へ!」
真司と地上神の間に遥香と恵理佳が降りてくる。
「・・・分かってるって・・・!」
真司は一言詫びると郁が作ってくれた足場に飛び乗りながら、時折迫ってくる触手たちを薙ぎ払いながら・・・ヘリへと一気に駆け上がっていく。


ヘリを囲っていた結界の一部をすり抜けるようにして真司は無事にリポーターとカメラマンの前にまで到着することが出来た。
「・・・時間がないんで用件だけを言いに来たんだが・・・」
リポーターの女は今回の事件の原因となる中心人物が目の前に現れたとあって喜々としてリポートを始める。
名前や今の心境、こうなった理由などと細かいことを色々聞かれるが、そんなことは全て無視する。
「とりあえず・・・さっきの女は下に居るでっかい化け物が作り出した幻で、さっきあんた達に見せていた映像はあの化け物に都合の良い様に編集済みだったってことを言わせてくれ」
真司の言葉に驚きつつも当然の質問をしてくる女。
ならば先ほどの映像は全て作られたものなのか?という事だ。
「・・・いや、あれは編集されていただけで俺が言ったことや、その他のやつの言動も全て実際にあったことだ」
ならば結局はこの事態を引き起こしたのは貴方ではないのか?
それは目の前の女だけではなく、この放送を見ている全ての人間が思っていることの代弁だった。
「・・・あぁ、確かに今回の一件は俺の所為で起きてしまったのに違いはない・・・」
やはりそうなのかと当然のようにあれこれと言葉を投げかけてくる女。
「あの時・・・俺が選べる道は二つだった。目の前の大切な人を見殺しにするか、世界の人々を命の危険に晒すか・・・」
真司のその言葉でリポーターの女も含め、人々は先ほど見た映像にあった儀式は命を賭すものだったと知る。
「何の関係も、罪もない家族や友人・・・その他の数え切れない人たちを危険な目に遭わせる事は当然出来れば選びたくはなかった・・・だが・・・」
先ほどまで口煩かった女も今は黙って真司の話を聞いている。
「あの時・・・俺が手を伸ばせば目の前の大切な人を救うことが出来たんだ。
たった一人の人間の命と全世界の人間の命を同じく扱うなんて馬鹿げていると思われそうだが・・・
あそこで見殺しにするなんてことは出来なかった、その所為でこうなってしまった現状の責任は取る覚悟で決めたことだ」
真司の言葉に女は言葉を持たなかった。
「・・・許してくれとは言わないし、この件が無事に解決したらどんな罪でも受ける覚悟は出来ている・・・ただ、今だけは俺達のことを応援して欲しい」
予想外の言葉に女はどういうことかと聞き返す。
「信じられない話かもしれないが・・・皆が応援してくれればあのでっかいヤツにも勝てるようになるんだ」
流石に女は半信半疑で詳しくどういうことかと再び聞いてくる。
「さっきの女、あの化け物の分身は皆の憎しみや恨みの感情を煽っていた。それはあいつがそれでより力を得られるからだ」
そう言われると思うところがあったのか納得した様子の二人。
「逆に皆が俺達を応援してくれて、あいつに勝ってくれと思ってくれればそれはあいつを弱らせることになるし、俺達にも力になる」
真司がそこまで話し終えたとき・・・
ヘリの周りに衝撃音が鳴り響いた。
今まで何とか郁たちが足止めしていた地上神の攻撃がヘリへと向けられてきたのだ。
迫り来る触手と腕はカメラマン、リポーター・・・そして映像を通して世界の人々を萎縮させた。
「・・・勝手に引き起こしておいて、危険な目に遇わせて置いて・・・勝手な言い分だと言うことは分かっているんだが・・・」
ヘリを守るようにして郁たち三人も駆け上がってきた。
カメラのすぐ前で巨大な腕、触手たちを薙ぎ払い、防いでいく三人。
だが、人数が一人掛けている所為もあり、傷は増えるばかりである。
「・・・どうか・・・今だけでも皆の力を貸して欲しい・・・頼む」
言いつつ静かに頭を下げる。
そして真司は一礼し、結界を抜けると郁たちの手助けへと向かった。
残された二人はすぐ前で起こっている戦闘と今起こった真司との会話を必死に整理している。


先ほどまでの真司とリポーターの会話はリアルタイムで世界の人々へと伝えられていた。


何を自分勝手な言い分を。
勝手に自分達で何とかすればいいだろう。


そんな意見が飛び交う最中・・・
ぽつりぽつりと違った声色が混じり始める。


もしもアイツの立場に自分が居たらどうする?
自分の恋人があの子だったらお前ならどうする?
・・・自分なら、お前なら・・・


人々の間にざわめきが起こる。
家族、恋人、友人・・・様々な人たちが思い思いに先ほどの映像について会話を交わす。
そして、今もテレビ越しに傷だらけになりながら奮戦している四人を見ながら人々は会話を交わす。


やがてその会話は止み、掛け声へと変わる。
ざわめきは何時しか掛け声、声援へと変わっていく。


1p670.jpg


「皆もしっかりと応援しなさいよ!」
「気合入れて行こうか」
綾音と凌空は同じ避難所、体育館に居たクラスメイト、そして皆に声を掛ける。
「聞いてたな?お前ら。あの化け物の相手は怠らずに・・・死ぬ気で声出すんだぞ」
「僕達に出来る数少ないことなんだ、皆、やるぞ!!」
地上神の眷属から人々を守っていた中村と今井。
二人もまた、その場に居た警官隊、軍人に声を掛ける。
そんな二人に後押しされ、野太い声援が辺りを震わせる。


人々の声援こそ真司達には聞こえなかったが・・・その気持ちは力となって真司達に伝わってくる。
「・・・この感じは・・・」
不意に足元から何かを感じる。
真司達の足元から沸きあがってきた春風のように暖かいモノは四人の全身を柔らかく包み込む。
「・・・馬鹿な・・・この世界が・・・」
その力を地上神も感じたのか、今までで一番の驚きを表す。
気づけば真司たちの後方、ヘリからも声が聞こえる。
「・・・何?この感じ」
「・・・どうやら上手いことやってくれたみたいね」
戸惑う様子の遥香とホッと胸を撫で下ろす郁。
「・・・兄さん、これって・・・」
「・・・まぁ、今だけはとりあえずお許しが出てるみたいだし・・・カタをつけるとしようか」
真司の元へ戸惑いながら恵理佳がやって来た。
軽く頭をぽんぽんと叩く。
とても幸福なこと、楽しいことがあった時のような充足感を感じる。
そんな何とも言えない満たされたような気持ちを感じると共に、先ほどまで悲鳴をあげていた身体が軽くなっていく。
「・・・お前達は・・・早くに消すべきだった・・・」
地上神は今までの自分の行動を悔やむように吐き捨てると攻撃態勢を取る。
言動からしても次からは全力で殺しに来るのだろう。
「それじゃ・・・ケリをつけるとしようか」
「うん」
真司の声に静かに頷く恵理佳。
「そうね」
「さっさと片付けちゃいましょう」
郁と遥香も気力十分と言った様子である。


天上神、そして皆の力を借りて、決着をつける時が迫っていた。




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