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試験的なイラストぶろぐ
試験的な何か。のイラスト、漫画専用ブログです。 知り合いからお前のHPは絵の感想が書きづらい。 と言われ、ブログ形式に移行。

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対魔征伐係.203「アスラ②」


「・・・様子見か?」
「・・・」
刀を構え、アスラと対峙してからしばらく。
真司は飛び込めずに居た。
こうして対峙していると考えたくも無いことや思いたくもないことが次々と脳裏を過ぎっていく。
おまけに身体は自分でも分かるほどに萎縮してしまっている。
アスラは特に構えと言う構えを取っては居ない。
ただ右手に大剣をぶらりと握っているだけだ。
だが、そんなアスラに今切り込んでも当てられるイメージが一向に湧いてこない。
「・・・待ちは余り好きじゃないしな・・・!」
「・・・来い」
このまま見合っていても進展はない、それどころかいらない思考だけが増えていくだけだと踏んだ真司は意を決して飛び込む。
感じている不安を払拭するかのように思い切りアスラへと斬りかかる。
だが、そんな両腕の力を思い切り使って振り下ろした斬撃をアスラは右手一本で悠々と防ぐ。
「・・・軽いな」
「・・・なに・・・ッ・・・!?」
アスラの言葉が癇に障った。
そう思った時には真司の身体は床から離れていた。
つばぜり合いのようになった体勢でアスラは大剣をお構い無しに思い切り振りぬいたのだ。
何とか真司も刀を弾かれることなく防いだものの、衝撃までは殺しきれず、強力な力で後方へと押し飛ばされてしまったのだった。
「くっそ・・・!やっぱ腕力じゃ次元が違うな・・・」
広くはない室内で壁に叩きつけられる前に何とか体勢を立て直し接地に成功する。
床を擦るように片膝を着いた格好になってしまったがアスラは追撃をしてくる気配はない。
(・・・ああ見えても災忌は災忌か・・・)
今までの災忌も腕力は人並み外れたモノばかりだった。
特に秀でたモノはそれこそ鉄さえ捻じ曲げるほどの怪力を持っていた。
目の前のアスラはそこまでのレベルかどうかは定かではないが、人並みはずれた腕力にあの大剣がある。
厄介と言うレベルの相手ではない。
「なら・・・」
「・・・む」
腕力で勝てないことを痛感した真司は再びアスラへと斬りかかる。
今度は力で真正面からぶつかるのではなく、矢継ぎ早に連撃を繰り出して行く。
最低限の力で斬りかかり、防がれればそのままの流れに逆らうことなく流れるように次の動作に移る。
閑流との訓練で少しずつ身についていた無駄のない動きを実践して行く。
狙う箇所もロー、ミドル、ハイと相手に悟られないように撃ち分けていく。
「成る程・・・適切な判断だ」
「・・・どうも・・・!」
真司の全力のラッシュにも眉ひとつ動かさず冷静に対処しているアスラ。
身の丈ほどはある大剣を相変わらず右手だけでまるで竹刀の様に軽々と扱っている。
大剣の腹を盾のようにして真司の斬撃を確実に防ぐアスラ。
真司からしてみれば全身をカバーするような巨大な盾を持っている相手に斬りかかっているような感覚だった。
全く当てられるというイメージが湧かない。
当てようと言う気持ちとは裏腹に、そんな不安が何時までも心にあった。
「しかし・・・些か軽すぎるな」
「んなこと・・・おわッ・・・!?」
アスラの言葉を耳にした直後、周りの景色がぐるりと回り、気がつけば倒れそうになっていた。
攻撃ばかりに集中しすぎていた所為でアスラからのカウンターでの薙ぎ払いに対処しきれなかったのだ。
体勢を思い切り崩し、軽く身体が一回転させられてしまうが倒れることだけは何とか凌いだ。
再びアスラとの間合いは空き、見合うような間合いになる。


「・・・貴様は今まで死と言うものを感じたことはあるか?」
「・・・また唐突な質問だな」
まさかこのタイミングで話しかけてくるとは思っていなかった真司。
だが、これは大きな好機だった。
先ほどの全力でのラッシュの所為で既に疲労がそこそこ蓄積していたのだ。
只でさえ対峙しているだけで精神的な疲弊を感じる相手。
この機会を利用し、また全力で攻めにいけるようにアスラの会話に乗ることにした。
「これでも今まで何度も実戦はこなしてきた、修羅場だって何度も潜ったさ」
「・・・そうではない、実際に死というものを感じたかどうかと聞いている」
既に軽く息が上がっている真司に比べ、眉ひとつも動かさず、汗ひとつも掻いていないアスラ。
表情すらも全く変えない所為で余裕があるのか無いのかさえも判断が出来ない。
「・・・訳のわからんことを・・・実際に死んだらここにはいねぇだろうが」
「・・・やはり、そうか」
「・・・勝手に自己完結させるんじゃねぇよ、何が言いたいんだ?」
アスラは一人納得した様子だったが、真司としては全く話が見えてこない。
「・・・貴様に死と言うものを教えてやろう」
「・・・結局はそこに行き着くのな・・・」
ここに来て、初めてアスラは大剣を構えた。
相変わらずの右手だけでの構えだったが、それだけで今までとは何かが違うと感じさせた。
(・・・この感じ・・・そうか・・・)
真司は感じていた違和感の正体を知る。
大剣を構えたことでやる気を見せた、そんな今までとは違う違和感だと思っていた。
だが、今ならば痛いほどに分かる。
ここに来てアスラは初めて殺気と呼べるものを放っていた。
それはイコールで今までは真司に対してその気はなかったということになる。
今までは様子見、或いは遊ばれていたと言うところだろう。
今までの比ではない程の冷や汗と震えが来る。
「・・・いくぞ」
「・・・くそッ・・・!」
静かに言い放つアスラに自らを震えた足せるように声を上げる真司。
その長身、大剣所持者とは思えないほどの素早さで真司へと斬り掛かってくるアスラ。
大剣の強みはその射程の長さゆえ、紙一重で後方に避けると言う行為が出来ないと言うことだ。
だからと言って左右移動や上下への避け方ではリスクが高すぎる。
一番の対処法は真っ向から防ぐのではなく、いなすという防御方法だと判断した。
慎重にアスラの大剣の軌道を読み、刀を構える。
「・・・ふっ!」
「・・・なッ!!!?」
アスラの軽い掛け声とともに真司へと迫る大剣。
軌道を読み、刀を置きに行った真司。
だが、次の瞬間。
腕が痺れるような衝撃を感じた、そして・・・真司の後方で甲高い音がした。
右手に掛かっていた荷重が減少した。
大きく目を見開いて右手に持った刀を見る真司。
鍔の数センチ先から見事に無くなっていた。
「・・・終わりだ、日比谷真司」
「・・・何・・・?」


1p641.jpg


思わず呆然としていた真司にアスラは容赦なく追撃をした。
右手の大剣を思い切り振りぬき、真司の刀をへし折ると同時に空いていた左手で腰に差していた刀を抜く。
そしてそのままがら空きになっていた真司の腹部へと深々と刀を突き刺した。


「・・・ッ・・・ぐぅ・・・っそぅ・・・!」
鋭い痛みが腹部を中心に体中を走る。
刀を真司の体から引き抜き、軽く血を払うと鞘へと収めるアスラ。
「ネクシブ、引き上げるぞ」
「はーい」
隣の部屋で恵理佳、雪菜の相手をしていたネクシブに声を掛け、その場を離れるアスラ。
二人の気配が徐々に遠ざかっていく。
(・・・こりゃ・・・やばそう・・・だな・・・)
今まで片膝で何とか倒れることだけは避けていた真司だったが、遂にはその姿勢すらも維持できなくなる。
自らの体から流れ出た血の水溜まりに倒れこむ。
鼻につく独特に臭いがとても不快に思えた。
最初こそ激しい痛みがあった傷口だが、今となっては不思議と痛みと言う感覚はない。
それよりも体中がぼうっとしてくる。
体中の熱が傷口から漏れ出していくのが手に取るように分かる。
恐らくは今も傷口からは出血しているのだろう。
貧血の凄まじく悪化したような感覚に陥る。
(・・・あー・・・くそ、気分悪いな・・・だりぃ・・・)
二度寝をした後のような気だるい感覚の中、徐々にその意識さえも不確かになっていく。
恵理佳と雪菜の声が聞こえた気がした。
だが、返事をするよりも先に真司の意識は靄の中へと埋もれていったのだった。




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プロフィール

シンヤ(nanpP

Author:シンヤ(nanpP
・東方では始めて会った時からレミリア一筋。
・生粋の黒ニーソスキー。
・えろい。
・アイマスでは千早一筋。
・けいおんは澪。


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