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試験的なイラストぶろぐ
試験的な何か。のイラスト、漫画専用ブログです。 知り合いからお前のHPは絵の感想が書きづらい。 と言われ、ブログ形式に移行。

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対魔征伐係.68「深夜の二人①」


町外れに佇む廃工場。
以前に凛香の頼みで一度訪れたことがある場所である。
まさかまた来る羽目になるとは思っていなかった一行だったが・・・
今回は上からの依頼で調査をしに来たのだった。
周りには民家や店も無く、人気は一切ないので妖怪や幽霊などなら放って置いてもいいのだが・・・
災忌の可能性もあり、その場合は全力を持って駆逐せよとの通達があった。
週末の深夜・・・ほんの数日前にも仕事をこなしたばかりだった。


「・・・ったく・・・幾らなんでも最近は多すぎだぜ・・・」
「同じ週に二度もあるなんて初めてね・・・」
工場の入り口で外観を眺めながら真司が溜息混じりに呟く。
隣の恵理佳もまた同感のようだ。
「でも、またここに来るなんてね~」
「・・・まぁ、そうだなぁ・・・」
雪菜の率直な感想もまたその場の全員の感想でもあった。
今回は多数の目撃情報が出ている稀なケースでもある。
中に居るのは単体ではない可能性もある。
この廃工場の立地条件が人里離れ、広大であることから格好の隠れ家になってしまっているのかも知れない。
郁からもまた事前にもしもの時は調査だけでもいいと警告があった。
最近は係の仕事が頻発しており、色々と疲弊はしていたが、気を抜くわけにはいかない。


「・・・よし、行くか・・・」
「うん」
「はーい」
真司を先頭に前回同様の方法で敷地内へと侵入する。
「・・・」
「・・・これは・・・」
敷地内へ入った途端に感じる違和感。
特に雪菜は強く感じているようだ。
真夏の夜の暑さは相変わらずだったが・・・全身を見えない蛇が這い回っているかのような不快感を覚える。
何処か自分の体の感覚がまるで自分の体ではないような、そんな違和感もある。
そして眼前に聳え立つ建物からは全体からひしひしと威圧感を感じる。
「・・まぁ・・・何か居るのはこの時点で決定だが・・・」
今回は前回とは・・・今までとは違う仕事になりそうだった。
三人は既に現時点でそれぞれが臨戦態勢になる。
この瞬間から襲われてもおかしくはない、そんな雰囲気が充満していたからだ。
「・・・ねぇ、しんじ・・・何処に居るか聞きたい?」
「・・・あぁ、そりゃーな・・・?」
珍しく雪菜から場所を教えてきた。
だが、その口調は何処か可笑しそうだった。
「この建物・・・全部」
「・・・」
「・・・全部・・・?」
雪菜の発言に答えることを忘れてしまった真司に代わって恵理佳が確認をする。
「この建物・・・そこら辺から数え切れないくらいの数の反応があるの・・・何匹居るかは分からない」
「・・・マジか・・・?」
「・・・そんな・・・」
雪菜の口から発せられた言葉は二人の予想を遥かに超えていた。
目の前の建物の敷地は広大である。
この中に数え切れないほどの災忌が居るというのだ。
今までも二匹同時というケースはあったが・・・幾らなんでも増えすぎである。
個々それぞれの力がどの程度かは分からなかったが、迂闊に中には入りたくはなかった。
「・・・一応・・・調べて見ないとな・・・様子だけ・・・見るか・・・」
「・・・そうね・・・」
反応があったというだけで、そのサイズ、凶暴性・・・正確な数は未知数である。
もしかすると思いのほか小さいかもしれない、温厚かもしれない。
やはり百聞は一見にしかず。
一行は工場内へ足を踏み入れることにした。


・・・・・・


しばらく内部を散策するが、確実に周囲からは気配を感じるものの、肉眼では確認することが出来ない。
もしかすると単体の災忌が何らかの手法で工場全域に自分の霊力をばら撒いているのかもしれない。
あたかも無数の仲間が居るように見せかけ、敵である人間、妖怪を威嚇するために。
そう考え始めていた真司の想像はしばらくするとその真実味をよりいっそう強めることになる。
「・・・やはりここだったか・・・」
「・・・」
工場内部を散策することしばらく・・・一向に災忌の姿を見つけられなかった三人は前回災忌が居た場所・・・工場の三階にある大広間へとやってきていた。
相変わらず内部は薄暗かったが、広間の入り口に入った辺りからでも奥に何か、災忌が居ることは肉眼で確認できた。
辺りに注意をしつつ奥へと進む三人。
そして徐々にその姿が露になってくる。
「・・・こいつだけ・・・か・・・?」
「うぅん・・・」
目の前の災忌は簡単に言い表すなら蟷螂崩れと言ったところだ。
両手には光る大きな鎌が目立つ。
確かにそこそこの威圧感は感じるが、そこまで脅威とも感じるほどではない。
「・・・まぁいい・・・こいつを倒せば分かることだ」
「・・・そうね・・・」
こいつを倒して周りの気配が消えればまさに真司の予想通りになる。
何はともあれ目の前の相手を倒すことにした。
そう決めた矢先・・・


あたり一面に耳を劈くような鋭く尖った音が響き渡った。
目の前の災忌の鳴き声のようだ。
「・・・何だ・・・?」
突然の奇声に驚いていた三人は続けざまにより驚かされることになる。
「・・・兄さん・・・」
「・・・マジか・・・」
あたり一面・・・アスファルトの床から、窓から、天井から・・・そこ等じゅうから蟷螂のような災忌が続々と現れる。
あっという間に三人の周りは災忌だらけになっていた。
その数は雪菜の言うとおり、数え切れないほど・・・そう表現する以外にはないほどだった。
「・・・まんまとハメられたかー・・・」
「・・・どうするの?」
どう見ても周りの災忌の目つきは森さんの親とは違い、敵意と殺意に満ち溢れている。
和平交渉は既に無理のようだ。
「・・・全力で倒しながら出口まで向かう・・・」
「・・・賛成」
「了解~」
ここに居る災忌全てを倒すことは不可能だと判断し、出口まで、何よりも無事に脱出することを優先させる。
「いいか?無理に倒そうとしなくて良い、目的はここからの脱出だ」
真司の確認に二人は無言で頷き・・・戦闘は始まった。


・・・・・・


深夜の廃工場から閃光と激しい衝撃音が聞こえ始めてから間もなく小一時間が経とうとしていた・・・
「・・・はぁ・・・どうだ・・・だいぶ減っただろ・・・」
「そう、ね・・・三分の一くらい・・・?」
「・・・あと、半分以上居るんだよね・・・」
三人は汗と切り傷に全身を塗れさせ、変わらず工場内部の大広間で奮闘していた。
出口へ出ようとするも次から次へと沸いて出てくる災忌によって何度も後ろへと戻され、前へ進めない。
当初はまさに湯水のように沸いてきていた災忌も今は収まり、目処は見えてきた。
この大広間に所狭しと寿司詰めのように陣取っている災忌たちを倒せばいいのだ。
だが、この時点で既に三人は心身ともに疲弊していた。
目処は見えてもそれを乗り越えられるかどうかはまた別問題だった。
「・・・くそ・・・行くか・・・」
こちらから向かっていかなくては囲まれ、動ける範囲を狭められてしまう。
気合を入れなおし、再び災忌の群れへ突っ込む・・・そう決めた矢先・・・


「ッ・・・!?何だ・・・?」
部屋中に重く、甲高い音が木霊する。
入り口のほうから閃光と共にその音は何度も何度も繰り返される。
その音と光に呼応するかのように真司たちの周りの災忌は次々と倒れ、消えて行く。
「・・・やはり・・・私の考えは間違っていなかったようね」
「・・・」
災忌の死体の道が出来上がっており、その先・・・入り口付近に人影がある。
「土野市の災忌発生率が上がっているのは・・・担当する係がこんなヘタレじゃね・・・仕方のないことだわ」
「・・・誰だ、お前・・・?」
やがてその人影は真司たちの方へ近づいてくる。
どうやら二人居るようだ。
一人はショートヘアーの少女。
一人はロングヘアーの少女。
どちらも真司と年齢は近いように感じる。
「名前を聞くときは自分から・・・礼儀すらないのかしら?」
「・・・」
少女たちはゆっくりと歩きながら近づいてくる。
当然のように周りの災忌たちは黙っているわけは無く、突然現れた敵へと目標を変え、次々と襲い掛かる。
だが・・・
「こんな三下に数で押されるなんてね・・・」
少女は両手に持った銃で次々と災忌を撃ち滅ぼして行く。
「・・・俺の名前は・・・」
「この地区を担当している日比谷真司・・・だったかしら・・・?稀に見るヘタレ係なので覚えてるわ」
「・・・」
ついに真司たちの目の前までやって来た二人。
だが、そこまでの会話で真司はひとつだけ強く思ったことがある。
(・・・なんつー性悪女だ・・・)
「この地区の手伝いに来て上げた対魔征伐係・・・白鳥真妃よ。以後ヨロシク・・・ヘタレ係さん」


1p480.jpg


「・・・どうも・・・」
嫌味たっぷりの少女、真妃の挨拶を愛想笑いで何とか返す真司だった。



コメント

多分、半年~1年ぶりに来ました。
絵がめちゃめちゃ進化しててびっくりしました。
(自分も練習しないと・・)
新展開いいですね。今、ログ見直しの真っ最中です。
東方熱・・・自分も同じ状態です。。
【2007/05/14 21:16】 URL | #j7kPgX2Q[ 編集]
・・・(´・ω・`)
半年から1年ぶり・・・
だ、誰だろう・・・(´д`;)
東方熱は新作出れば復活するとは思いますー
誰が出るかによって大小差はありそうですががg(ry
【2007/05/14 22:52】 URL | シンヤ #-[ 編集]

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プロフィール

シンヤ(nanpP

Author:シンヤ(nanpP
・東方では始めて会った時からレミリア一筋。
・生粋の黒ニーソスキー。
・えろい。
・アイマスでは千早一筋。
・けいおんは澪。


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